USD/JPYの相場変動を要人発言とチャートでチェック
2010年10月の要人発言
FX市場が注目している発言を中心にまとめています。 ドル円レートの変動に関連性があるのかないのか、実際にどのような変動をしているのか参考にしてみて下さい。
チャートはページ下段で確認できます。 （ここをクリックすると下段に移動します）
◆コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁 10月14日
2010年下期米GDP成長率は約2.4％。2011年は約2.5％の予定。FRBによる資産購入の効果は弱まりそうだ。
◆ブラード・セントルイス連銀総裁 10月21日
これまでにない水準の失業率で高止まりしている。ぜい弱な金融システムがどの程度回復損なうか不透明。
◆米格付け会社S&P 10月26日
英国格付け見通しネガティブから安定的に変更。
◆バーナンキ米連邦準備理事会（FRB）議長 10月15日
FOMCは必要があれば行動できる。基調インフレ率は下落トレンド描いている。デフレリスクはこれまでより上昇。経済成長はわれわれが望む水準を下回って いる。買い入れペースや規模を決定するの困難。どの程度積極的かはコストと効果を見極めなければならない。
◆ローゼングレン米ボストン連銀総裁 10月14日
量的緩和は失業減少に有効かもしれない。景気回復で、金融緩和は不要になる可能性ある。米経済がデフレになる可能性低い。
◆ゼーリック世界銀行総裁 10月6日
（日銀の対応について）円売り介入は比較的短期間の見通し。円売り介入は円変動を抑制する目的。
◆グリア経済協力開発機構（OECD）事務局長 10月4日
為替介入の監視必要。
◆バーナンキ米連邦準備理事会（FRB）議長 10月4日
FRBは資産購入により金利低下させ、経済支援するようかなり催促されている。米国は債務を対GDP比で安定させ、ギリシャ水準から抜け出さねばならな い。追加的な資産買取で金融状況の緩和が可能と考える。米国雇用市場は非常に厳しい時期。米経済は今後1、2年で著しく財政削減行う余地小さい。米議会は 財政赤字や歳出などの制限ルール作成検討の必要がある。
◆プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁 10月22日
現時点ではデフレは重大リスクではない。来年インフレ率は2％と予想。インフレ加速の火種は既に存在。
◆エバンズ･米シカゴ連銀総裁 10月1日
インフレは望ましい水準下回ったまま。更なる金融緩和が、望ましいかもしれない。米企業は見通しや支出に極めて慎重。
◆タルーロ米連邦準備理事会（FRB）理事 10月8日
バーゼルⅢの実施状況の注視が必要。
◆ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁 10月7日
FRBは将来的にゼロ金利から脱却する見通しであると、認識明示の必要ある。将来への米連邦準備理事会 （FRB）のバランスシート拡大へは反対する。米経済は緩やかに成長し続け、将来上向く予想。
◆フィッシャー・米ダラス連銀総裁 10月7日
追加金融緩和は決定ではない。市場は緩和への結論を急ぎ過ぎ。為替介入は危険なゲームである。FRBは関わらない。追加金融緩和の有効性は不明。FRBの行動は長期的物価安定に一致する必要がある。
◆ロックハート米アトランタ連銀総裁 10月18日
インフレ目標1.7－2％が望ましい。ディスインフレがデフレに変わるリスクある。経済は現在望ましい状況ではない。2011年の経済成長は小幅な改善の見通し。デフレ阻止へFRB資産購入を支持するかもしれない。
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